お金を借りる方法の一つに土地を担保にするという方法があります。
土地を担保にお金が借りれる不動産担保ローン
不動産担保ローンというのがこれに該当し、担保となっている土地を持っているなら銀行や金融会社などから土地を担保にお金を借りることができるのです。
この不動産担保ローンは、無担保のキャッシングやカードローンと異なり担保を預けることで審査も柔軟に対応してくれるので、無担保のキャッシングやカードローンと比較すると借りやすいといった傾向にがあります。また、金利も他のローンと比べてとても安いので、是非とも有効に活用したいローンです。
最近は金融機関以外にも不動産関係者や金融会社などが不動産担保ローンを取り扱うという所も多くなり、審査に時間がかかる、審査が通りにくい銀行よりはこのような所を利用するという人も沢山いるようです。
時間に余裕のある人は社会的信用が十分であるのならば銀行の不動産担保ローンを利用するにこしたことはないですが、急ぎの場合や銀行での不動産担保ローンが審査でNGだった人は、借りやすい不動産担保ローン会社を見つけることが重要になります。
土地は評価が高い不動産
土地は住宅と異なり年月が経っても価格の変動が大きくありませんので比較的評価の高い担保となります。
また形状がよく広くて日当たりのいい土地であったり、人気の地域の土地であったり、路線価の高い場所の土地や、もともと評価の高い場所にある土地などはさらに高評価の対象となります。また、景気や環境の変化等によって土地の価格は変動するので、時期によって担保としての価値も変わってきます。
土地を担保にいくら借りられる?
では、土地を担保にして借りる不動産担保ローンはいったいいくらくらい借りられるのでしょうか?
不動産担保ローンの融資額は、その不動産の評価額によって決ります。金融業者は、まず不動産を鑑定して評価額を算定します。
融資額は金融業者によって異なりますが、一般的にはその評価額に70%~80%を乗じた金額になります。
ですので、自分の土地を担保にいくらまで借りられるのかを知りたい場合には、不動産鑑定士に依頼し評価額を算出してもらえばだいたいの金額が分かります。ただし融資には上限がありますので、いくらでも借りれるというわけではありませんが、最大3億円まで借りれるところもあるようです。